キミと歩むミチ
第四章 覚悟

イジメなんかに負けない

――――帰り道



気まずい空気が流れてる。



きっと 私のせい…。



「なぁ、遥」



「な、なに?」



「なんで言ってくんなかったんだよ。」



「ごめんなさい」



「俺ってそんなに頼りない?」



「ううん…。」



また 気まずい空気が流れる



もうすぐ家につく…。



このままはいやだよ



「陸」「遥」



「あ、先にどうぞ」



「あぁ、遥、ちゃんと今度から言えよ。」



「うん!」



自然と口がかさなった
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