I think so.
レオは今日も当たり前のように、自分の家にあたしを無理矢理泊め、当たり前のように二人で一つのベッド。



急にレオが体制を変えて、あたしと向き合う形になる。

「・・・なぁ」

低く、何よりも甘い声は、少し掠れている。

「何?」



「お前、そんなにずば抜けた才能を持っている理由は何だ?」




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