可能性。


「落ち着いたらメールするから。」

「…ありがとうございます。」


ドキドキでいっぱいだったあたしは
お礼を言うのが精一杯だった。


「…じゃあな!」

「はい。」


そう言って、
先生は戻って行った。


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