さよなら、片思い【完】
わたしが呼んだ名前を聞いて軽く頭を抱えた。


「……あぁ、もうダメ。ヤバイ」


ダメ?ヤバイ?


やっぱり名前では呼ばれたくなかったのかな?とそんな心配をしていたら


「唯、もう一回呼んで」


甘い甘い要求に応えるようにわたしは彼の名前を口にする。


「哲くん」


わたしが言い終わるのが先か、彼からの熱い口付けが何度も何度も降り注ぐ。


「唯、愛してる」


「わたしも、愛してる」


ふたりで顔を合わせクスりと笑いあうとまた再び熱く愛しい熱に溶けていく。


幸せな時間、


これからも彼と作っていきたい。


愛しい貴方と、ふたりで———








< 104 / 257 >

この作品をシェア

pagetop