さよなら、片思い【完】
普段はまだ行為自体慣れてない唯に合わせてゆっくりとしたペースで進めるけど、今日はなぜかそんな気分になれなくて。


初めて体験する激しい行為に乱れる唯を見て、先ほどまでのイライラした感情がウソのように晴れていくのがわかる。


昼間見た男が脳内を過ぎり知らずの内に笑みが零れた。


なぁ…唯のこのサラサラした髪に指を絡めることができるのはお前じゃない。

唯のこの甘い声を聞けるのはお前じゃない。

唯のこの白い肌に紅い跡を残せるのはお前じゃない。

唯のこの体温を抱きしめることができるのはお前じゃない。


世界中でたったひとり、俺だけなんだよ。


今まで味わったことのない優越感を抱きながらそのまま深い眠りへとついた。
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