傷×恋=幸
同中のヤツじゃん。



むしろ何回か遊んだヤツじゃん…。



「遊んでくれる気になったの?」

「俺ってなに?」

「風都はどの枠にも治まらないみんなのもの~」

「それ、俺が決めることだよな?」

「今までさんざん遊んどいてそれはなくない?」



で、お前がちーに悪さしたヤツか。



俺は許さねぇから。



「女殴んの、趣味じゃねぇんだよな~」

「えっ?ちょっと…なに言ってんの?」

「だから、蹴ることにした。一応、手加減はしてやるよ。サッカー、久しぶりだな~」

「は!?やっ…ごめんなさいっ!!」



寸止めだバーカ。



さすがに女相手に暴力はねぇよ。



「なにが、ごめんって?」

「もう…嫌がらせしない…」

「じゃあ俺にも関わるのやめるってことだよな?」

「や、やめる…から…。許して…」

「次、ちーと麻衣子に何かしてみろ。テメーらの空っぽな頭、校庭のゴールにぶち込んでやるよ」

「ごめんなさっ…」



泣いてたけど、心なんて痛まない。



ちーを守れるなら、俺は何にでもなれる。



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