3両目の王子様 【短編】



『2番線にー…湊駅行きの列車が到着しますー…』



プシュー…


私は、2番目のドアから入った。


すぐそばに、いつも遠くから見てた彼がいた。


「うわぁ…」
綺麗…。そういってしまいそうになるくらい、
キレイな寝顔で、彼は寝ていた。


通勤、通学ラッシュのこの車両の中で、
彼だけすごく輝いて見えた。



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