イケメン5人のお姫様



「君、職員室どこかわかるんか?」

「わかんないです…」

「やろなぁ、俺が連れてったるわ。おいで。」


そういってスタスタ歩くこの人。

ちょ、待って!
歩くの早いってば!

あたしは小走りになりながら、ついていった。


☆★☆★☆


「ココな。」

「ありがとうございましたっ!すっごく助かった!」

「ほいほい、どういたしまして。ほな、俺行くなっ!」


片手をあげて、また後でな、と言って去って行ったあの人。

あ…名前聞けばよかったなぁ…。
ま、あとで聞けばいっか!


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