マネージャーと俺
打ち解け合い
……。
「ってかさー、いきなりだけど、敬語で話すのめんどくさいし、タメでいっていい?」
いきなりのマネージャーの問いかけに
「あ〜、そうだよな。俺らも疲れてた(笑)」
さすが哲也…
「ん、ありがと★じゃあさー私のこと、マネージャーって言うのやめてくんない?友香って名前一応あるし…」
「じゃあ俺は友香ちゃんって呼ぶ♪俺は将太、適当に呼んじゃっていいよ」
「じゃあ将太のままで呼ぶわ」
「俺は哲也。マネージャーのことは友ちゃんって呼ぶわ」
「友ちゃんって〜。あんた予想通りチャラ男だね。」
マネージャーは何もかも見透かしたように笑いながら言った。
「哲也って呼ぶ〜」
「俺、憲司…。友香って呼ぶ。」
「あ、俺尚典!友ちゃんよろしく!」
「尚典さぁ、馬に似てるよね〜ブハッ」
おいおい、どんだけ馴れ馴れしいんだよ。
俺は苦笑いしながら心で呟いた。
「友ちゃああああん、ストレートすぎる!!」
半泣きで尚典がマネージャーに訴えた。
「で、あんたが直哉だっけ?直哉ね、了解。えーっと、黒人が達也ね、」
黒人って…、アバウトすぎるだろ…
「あー、であんたが健一ね、なに固まってんの〜、緊張とかするの止めてくんないかな。」
微笑みながら俺の顔を覗きこんだ。
「健一さん、友ちゃんが可愛いから照れてるんっすよ!!」
おい尚典…余計なこと言うな!!
「えー、困るなぁ。健一と私は付き合えないよー?」
半笑いで俺に話しかけた。
なにまじにしてんだよ。
「冗談はここまでにして…」
友香はこれからの日程をペラペラ喋り始めた。