君とみらいへ


そっと目を開けると待ち焦がれていた人がいて。




「・・・遅いよ。」





八つ当たりなんかしたくないけれど、つい拗ねた口調になってしまう。





「ごめん・・・。


その代わりじゃないけど


今日は勉強やめて、寄り道しよう。」




そう言って差し出された手をギュッと掴む。






何度も言うように、私は単純だから、感情が顔に出てしまうんです。




口角が上がるのを止められない。





それでもなんとか不機嫌モードを保って(?)無言で立ち上がる。





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