君とみらいへ


「あら~!?もうくじけちゃうの!?

三谷と同じ大学に行くってあんなにはりきっ…」




「わーーっ!だめ!!声が大きいよ!」




慌てて絢の口をふさいできょろきょろ周りを見回す。




「何も隠すことないじゃん」



隆司がまだ図書室から帰ってきていないのを確認して手を離すと、絢は少しむっとしてそう言った。





「絶対止められるから嫌なの。」






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