赤い狼 弐
慌てて口を両手でふさいでももう遅い。
「や、あの…ごめんなさい。でも、本当に綺麗と思っ「稚春っ!そないに他の男を誉めるな!」」
――ムカッ。――
…。
また…この人はっ!
人が話してる最中にいつもいつも!
「もぅっ!!龍、煩い!少しぐらい静かにしとけっ!」
龍の頬を思いっきりつねる。
「いひゃひゃひゃっ!!(いたたた)ごひぇんりゃさぁい~~!(ごめんなさい)
…ちはりゅーーー!(稚春)」
龍は痛いのか涙をうっすらと浮かべている。