赤い狼 弐
すると陽は
「あ?ん…。稚春がそぅ言うんなら…そぅなんじゃねぇの?」
と言って笑った。
…こ、此所っ!
ヤバいって!ヤバいよ!
何!?さっきから要といい、巧磨といい、陽といい!
私をキュン死にさせたいんですか!?
そして皆イケメンって…ナメてるんすか!?
と少し興奮気味になっていると
「稚春ちゃん…大丈夫?ちょっと何処かに意識が行ってたようだけど…。」
と話し掛けられた。
「…ゔ。ごめんなさい。よく、違う世界に行っちゃうんだよねぇ。」
ははっ。と軽く笑いながら頭を掻く。