赤い狼 弐
そう言って頭を下げる棗。
「俺もわりぃ…。言ってあげれば良かったよな。
12日も外に出してもらえねぇなんて、嫌だよな…。」
眉毛を下げて謝ってくる銀。
「俺も!悪かったぁ~。稚春、嫌いにならないで!」
泣きそうになりながら私に抱きついてくる奏。
「隼人に俺が言ってやるから!皆で今度、出掛けような!」
そう言ってニカッと笑う連。
…本当…
「皆、ありがとう。私、皆に出逢えて良かった!」
私は
幸せ者だと思うよ…。