赤い狼 弐







「ふぅーん。ならぃぃや。んで、迎えはどうす「嬢ちゃん、ちょいとすまん!」」







――プツッ!――




――ツーツーツー…――









何だ今の…







携帯を暫く見つめる。







…つぅーか…なんかあの声聞いた事んだよなぁ…。





何処で聞いたんだっけ…。











…………………










「あ゙ぁ゙っ!」








…とっ、危ねっ!




バイク乗りながら考え事はちと、やべぇな…。








どっかその辺に止めるか…?






でも…今から行けば間に合うかも…。






……まず、隼人に報告だな…。





本当は嫌だけど。




だって俺が怒られんじゃん。





や、別にぃぃんだけど。





< 24 / 374 >

この作品をシェア

pagetop