What is happiness?
夜でも人が多い109。
私はお気に入りの店に入り、スカートとカーディガンを買って帰る事にした。

帰り道、ふとショーウィンドウを見ると、ウエディングドレスが。
結婚かぁ…
ハランと…何てね(笑)
何て考えていると、1人の男の人から話しかけられた。
ナンパかと思い、避けようとするとその男の人は、
「君…梓ちゃんだよね。」
何で名前を?
と言うか、その声には聞き覚えがあった。
ユファン?
嘘だよね…

「あの…」
「え…あぁ、芸能人に会ってやっぱり緊張する⁇」
「やっぱり…ユファンさんですよね⁇」
「うん、明日はよろしく。」
「あ…//////」
「じゃ。あ…」
そう言って、ユファンは私の体を引き寄せるといきなり、
「あのさ、俺、君の事気に入っちゃった。」
「は⁇」

チュッ…

そう軽く私の唇に触れて来た。
何が起きたのか分からないまま、舌が絡んで来たまま呆然と立っていた。
ユ…ユファン?
訳が分からない。
何でいきなりキス⁇
しかもディープキス⁇
何がしたいのかさっぱり分からない。
ファーストキスだったのに。

「は…離して‼」
「…………」
「何⁇初めてだったのに‼馬鹿ちん‼」

「………初めてだったのかよ。」

「最低‼ユファン‼馬鹿ちん‼アホ‼ボケなすび‼」
「や、言い過ぎだから。」
「変態‼スケベ‼」
「あのさ、人いるって…」
「ばぁっーーーーーーーッッッッッか‼」

「は?」
なんだ、あいつ。
写真見ただけだったらおしとやかそうだったのに。
おもれぇ。
絶賛惚れさせてやる。
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