【続】狼!?王子サマ☆*






「あ…奈津樹。」


「ん?」





家の前で私は呼び止められた。






まっすぐと私を見つめてくる和也。






無言が続く。



「な・・に…?」


「ぜってーに自分をせめんなよ。
奈津樹は悪くねぇから。」




え。







どういうこと?




「俺が勝手に好きになっただけだからさ。
うん。
それだけ。
じゃぁな!」


「あ、うん。」







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