極上お姫様生活【完】


「よいしょ…っと」


その夜、あたしは慌ただしく明日からの旅行の準備をしていた。



松神先生いわく、旅行中は欠席扱いにはならないらしい。

だけど、もちろん授業はどんどん進んでしまう。



ほんとは試験が近いから、旅行なんて行ってる場合じゃないんだけどな。



帰ってきたら誰かにノート見せてもらおうっと。





着替えをキャリーバッグに詰め、明日の準備は整った。


あーそういえば水着がないや。翼ちゃんに買うの手伝ってもらおう。




自然と弾む正直な心。なんだかんだ言って、やっぱり楽しみ。

アラームをセットした携帯を枕元に置き、寝坊しないように祈りながらあたしは眠りについた。



< 230 / 397 >

この作品をシェア

pagetop