極上お姫様生活【完】


「あなたを一人にさせるわけにいかない、から…」



「…から?」

あたしは身を乗り出して、先を促した。




「寮生活ができる学校に通ってもらうことにしました!」


ぱあっと笑顔を咲かせ、あたしの手を握るお母さん。




…はい、理解しました。




これはもう…決定事項ですもんね。


「分かった、転校…する」





こうして、あたしは新しい学校への準備を始めるのだった。






< 4 / 397 >

この作品をシェア

pagetop