極上お姫様生活【完】

眩しい太陽の光が目に届き、思わず顔を背ける。


屋上周辺を軽く見渡したけど、櫻田君の存在は確認できなかった。



「あ、れ…?」



いないのかな…。



途方にくれ、屋上から出ようと扉に手を掛けた瞬間。

「……何してんの」


頭上から低い声がした。




「あ、…櫻田君」


< 44 / 397 >

この作品をシェア

pagetop