我が家の甘々執事サマ☆

「ボクはいつでも味方だからね、ハルトにぃと秀にぃも怪しいけど」


いつもの琉叶に戻って、にこりと笑う。それは無邪気な笑顔。ほんとうは、強い。


「ありがとな。琉叶も頑張れよ」


言うと「ボクはいいのー」と寝室に戻って行った。


琉叶にと持ってきたはずの、すっかり冷めてしまったミルクティーを口に運ぶ。



「……甘い」



もしも。



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