我が家の甘々執事サマ☆

俺の――おかげなんて

そんなセリフ――



「明日は俺がアシストすっからな」


あら熱をとっている結愛に秀は言う。そうか、明日は結愛さま一人で作るのか。


「不安。明日、慧斗来てよ」

冗談混じりにニコッとまた微笑む。行けることなら、行きたい。


「ひでぇな」

「いやいや、ねえ慧斗」



――どうしようか。

執事が

ひとりの女の子として

お嬢様を好きになったら……?


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