[続]嘘から始まる恋



「見たってそれだけ?」


まさかキスしてたの見られてないよね!?



「それだけって?」


不思議な表情をするお母さんに安心する。



この様子じゃ見られてない…?


良かった〜と安堵して、家の中に入る。



「あっ!もしかして…」


大きな声を出すお母さんにビクッとし振り返ると、嬉しそうに「チューのこと?」と、耳打ちしてきた。



やっぱり見られてんじゃん!!


思わず顔を真っ赤にする私をお母さんは爆笑した。



< 39 / 104 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop