[続]嘘から始まる恋



「そういえばさ、体育で見たことない奴いたんだけど、転校生かなにか?」


赤月くんかな?と思い、「この前、転校してきたとこだよ」と答える。



「へぇ〜。バスケ上手いけど、バスケ部?」


「うん。前の学校でもバスケ部だったんだって」


「そうなんだ」



「あ、でね、瞬くんのバスケが上手いって褒めてた」


「そうなんだ」


ハハッと笑う裕也くん。



< 69 / 104 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop