[続]嘘から始まる恋



「あれ?気付いた?」


私の表情から何か読み取ったのか、瞬くんは面白くなさそうに呟いた。



「瞬くんのバカ!」


「バカはお前だろ。普通、分かるだろ」


そうだけど!



「もういいよ…。戻ろう」


瞬くんに反抗しても意味がない。


大人しくお母さんの所に戻ろう。



「理子」


「なに?」


ドアノブに手をかけた所で声をかけられ後ろに振り向いた。



< 90 / 104 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop