LOVE❤MISSION♂禁断のラブゲーム♀
「ほらほら~~さっさと貸しな!??」
「頼むって、メル!!俺をいじめんなっつーの」
「いじめてないってー」
「いや、ぜってーいじめてるって!!!昔っから変わんねーのな」
アハハと互いに顔を見合わせて笑った。
こんな時間が続けばいいのに....なんて
思っちゃったら.....ダメなのに.....。
トスンッと音をさせて、ベッドに座る。もちろん、騎士の向かいのベッド。
「・・・・ん、ほら」
「・・・・へっ!?」
「...ケータイ、俺が告白するとか後で・・・先に謝っとけ」
ポンっとあたしの掌に置かれた騎士のケータイ
ケータイが置かれたその部分から、どんどん熱が広がっていくようで....掌が凄く熱く感じた。
「・・・あっ、うん。ありがとう...」
途端に鼓動が速くなってくる。
言ったからには....やらなきゃ...だよね。
自分でやった過ちは、しっかりと正さないと―――。