LOVE❤MISSION♂禁断のラブゲーム♀
そんな憂鬱そうな顔で自動ドアを通り、受付の倉木 汐織【クラキ シオリ】さんに、あいさつして中に入れてもらう。


ちなみに、あだ名は「しおりん」


「しおりん、こんにちは」

「こんにちは、じゃなくて、こんばんは。よ?」

いつも笑顔を絶やさない、しおりんは大好き。


「それじゃ、2階ね~セリが待ってるよー!」

「・・・はーい。」

笑顔で手を振ってゲートを通してくれる・・・・でも、その笑顔が怖い。



はあーいつも思うけど


でかいよね~この会社


惚れ惚れする。




『チーン!2階です。』

エレベーターで2階に行き、打ち合わせをするが・・・

問題はここから


エレベーターを降りた瞬間

『キュート』や、閏紫社関連のキャラクターやポスター宣伝用立て看が、びっしりと並んでいる。


初めて来た時は、さすがに足がすくんだ。


「純恋―――――待ってたよ~~」

「うっ!」

右側の編集者デスクから声が聞こえてきた。


思わず嫌な声が出るも、頑張って抑える。



この声の正体は.....

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