糸電話



ガラガラと、病室のドアが開けられた。


「美音ー?」


病室に、キャップを被った小柄な男の子が入ってきた。


「…美音、コイツら誰」


「えっと、美音ちゃんと同室になった原田 明子です。

よろしくね?」


「ボクは、黒井 順哉美音の彼氏さ」

美音は、順哉の背中をポカポカ叩き始めた。


「アハハッ、冗談だってば。美音


でも、美音はボクの将来のお嫁さんなんだ!」


順哉は、ニコニコと笑いながら言う。


< 9 / 9 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:0

この作品の感想を3つまで選択できます。

この作家の他の作品

真実と戯言

総文字数/568

詩・短歌・俳句・川柳9ページ

表紙を見る
ことり

総文字数/561

ホラー・オカルト7ページ

表紙を見る
ゆめ

総文字数/198

ホラー・オカルト2ページ

表紙を見る

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop