不器用なLOVESONG♪



「か…華憐でいいよ…」

えぇー!?

俺は華憐ちゃんのまともな会話にもびっくりしたが

(華憐でいいよ)

には、もっとびっくりした!!

「か…華憐」

俺、ちゃんと呼べるかな…

つい(ちゃん)をつけてしまいそう…

そんな事を考えながら
つい、華憐って声に出していた俺。

華憐にもそれが聞こえていたらしくて…

「クス…」

隣から微かな笑い声が聞こえてきた

「え!?か…華憐…笑ってる?」

びっくりびっくりの俺。

この数分間で俺をこんなにびっくりさせるなんて
ある意味凄いよっ


「…っ!!笑ってないっ///」

華憐は恥ずかしいのか
笑ったことを全力で否定した

「嘘だぁ!笑ってる」

なんだか俺もおもしろくなってきて
いつのまにか普通に話していた


周りのみんなも
華憐が笑ったところをキッチリ見ていたらしく
驚きを隠せていなかった

やっぱりそうだよね


あの華憐だから(笑)





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