不器用なLOVESONG♪



あれは幻覚だったのかな…

あれを見た後
あたしは気を失ったそうだ…


誠也を運ぶ救急車に
一緒に乗せられて

気づけば見覚えのある天井で
左右には子分達が
一緒に寄り添って寝ていた

あたしが目を覚ましたことを知った一人が
隣、隣へと起こし合って
あたしを悲しい目で見ていた


「…心配…かけて…ごめんな………ありがとう。」


子分達は少しだけビックリした表情を見せたが

悲しみは消えなくて


ずっと傍にいてくれた


みんなで…
ずっと…



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