ひとりぼっちの君へ
彼女は当然ながら驚いて、はじかれたように顔を上げる。
西村が指していた指をパッと引っ込めたのが解った。
彼女の丸い瞳が俺を捕らえて、一瞬大きくなったと思ったら、そのままふわりと緩められた。
その笑顔に心が動く。
「来てくれたんですねー」
「あ、はい」
手にしていた本を棚に納めると、俺の後ろにいる西村にも小さくお辞儀をした。
「ごめんね、ここ難しい本ばかりですよね?」
「いやっ!参考書、買いに」
「参考書?」
「受験生、だから」
彼女は「受験生なの?」と首を傾げた後、俺の制服を見て、「桜華高校だ!」と嬉しそうに手の平を合わせた。
「あ、そうです。」
「じゃあ、後輩だね!」
「え?」
小柄で童顔な彼女は、俺が予想していなかった言葉を嬉しそうに流した。
「私、去年卒業したんです!」
と……年上。
西村が指していた指をパッと引っ込めたのが解った。
彼女の丸い瞳が俺を捕らえて、一瞬大きくなったと思ったら、そのままふわりと緩められた。
その笑顔に心が動く。
「来てくれたんですねー」
「あ、はい」
手にしていた本を棚に納めると、俺の後ろにいる西村にも小さくお辞儀をした。
「ごめんね、ここ難しい本ばかりですよね?」
「いやっ!参考書、買いに」
「参考書?」
「受験生、だから」
彼女は「受験生なの?」と首を傾げた後、俺の制服を見て、「桜華高校だ!」と嬉しそうに手の平を合わせた。
「あ、そうです。」
「じゃあ、後輩だね!」
「え?」
小柄で童顔な彼女は、俺が予想していなかった言葉を嬉しそうに流した。
「私、去年卒業したんです!」
と……年上。