わたしの生きる道

わたしの将来

更に翌日、月曜日。

「…またやってもうた」

テーブルに顔を伏せ、わたしはグッタリしていた。

目覚まし時計はすでに、五時を差している。

テーブルにはできあがった白い帽子が置いてある。

かぎ針や毛糸もテーブルの上に散らかっており、徹夜で編み物をしたのが一目で分かるだろう。

…いや、わたしの目の下のクマの方が、分かりやすいな。

のろのろ動き、帽子をラッピングをして、お風呂場へ向かった。

今日も熱いシャワーからはじまる。

今日も午前授業だけなのがありがたい…。

午後からは別の生徒の二者面談がある。

さすがに授業が終わったら、すぐに家に帰ろう…。
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