白いジャージ7 ~先生とプールサイド~
短冊に書いた“彼女が欲しい”って願い。
彼女=あの子だったんだと、今になって気付いた俺は・・・・・・
ため息をつきながら、ひと駅手前で降りた。
夜空を見上げる。
少しだけ星が見える。
今夜は七夕。
俺の仲間もみんな素敵な夜を過ごすんだろう。
はぁ・・・・・・
俺だけひとり。
もう何年も経つのに。
俺は好きな子ができないまま。
夜空に浮かんだあの子の笑顔。
すぐに目を閉じて、考えないようにした。
でも、また浮かぶ。
隣にいたチャラい男の顔。