先生の紺色チェックのマフラー





それに――…






もう一人の伴奏者は真奈ちゃんだったから、正直怖かった。

















「………愛美出来そう?」















中々、一歩を踏み出せずにいる私に隣に座っていた悠梨が声をかけてくれた。















悠梨の問いに対してうん、と頷いてから真っ直ぐに手を挙げた。










「…………私、やります。」









そういった瞬間に、皆が拍手をしてくれた。









―――今年は、皆の期待に応えるんだから。













…絶対に、この二年四組で思い出を、歴史を残そう。










…………………そう、思った。
< 11 / 11 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:0

この作品の感想を3つまで選択できます。

  • 処理中にエラーが発生したためひとこと感想を投票できません。
  • 投票する

この作家の他の作品

先輩の背中

総文字数/2,997

ノンフィクション・実話7ページ

表紙を見る 表紙を閉じる
先輩のこと、思い出す度 苦しいくらいに胸が痛むのは ほんとうに大好きだったから。 「………俺はやめとけよ。」 そういったあなたは、誰よりも厳しく、優しかった。 「お前なら俺以外でも大丈夫。」 ねぇ、先輩。 他の人なんかじゃなくって、先輩が良いんです。 ……年下は、対象外ですか?

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品をシェア

pagetop