風_現実(7月10日20:40更新)
次の年、正式に現職に採用され、そこでサーキットへ走りに行く仲間と出会った。

それは、ミニサーキットでのドリフト専門だったが、私が車でサーキットデビューを果たした瞬間だった。

そして、私は、車のタイヤを滑らせながら(主に後輪)、車を横に向けてコーナーを駆け抜けるテクニックを身に付けていった。

雪国出身の私にとって、それは雑作もないことだった。

それはそうだ、雪の降り積もる道路では、滑って当たり前。

だから冬ともなれば、通常の交差点ですらもカウンターを当てて(逆ハンドル)タイヤを滑らせながら走るしかないのだ。
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