そんな君が愛しい
てゆーか、
生きてきた中で
ドキドキとかキュンとか
感じたことがない。
たぶん、
恋を知らないんだ、俺。
こんなにも
女慣れしてるくせに。
――――♪
屋上につくと
俺は早速、話を切り出す。
「この前はごめん。
あれは…やり過ぎだった。」
そう言って
頭を下げると常葉は
俺の行動に戸惑っていた。
「だ、大丈夫だよ!
ありがと。
謝ってくれて……」
常葉はそう言って
ほんわかした笑顔をみせた。