本気だからねっ!
静原先輩が言った。


「あ、それ賛成ー!!みんなは?」


「あ、いいですよ!」


あたしは梨紗先輩にそう答える。


千歳君もOKだったので、あたしたちはクラスの手伝いに行くことになった。


千歳君とはクラスが近いから、教室まで一緒に行くことになった。


「ねぇ、中野先輩と時夜先輩って付き合ってる?」


「えっ?なんで!?」


いきなり千歳君にそう聞かれて、めっちゃびっくりした。


ってか、あたしの反応分かりやすすぎでしょ!


「や、だって時夜先輩、梨紗って呼んでたし。それに、今の杏乃ちゃんの反応でわかるよ」


そう言ってクスクス笑う千歳君。


「やっぱり?あたし分かりやすすぎだよね……。
さっき付き合うことになったみたいだよ」


あたしは千歳君にそう伝えた。


付き合ってるんだし、別に教えてもいいよね……?


「そうなんだ。あ、今日一緒に帰れる?あの話聞きたいんだけど」


「あ、うん。じゃあ、あたしのクラスが終わったら千歳君のクラス行くから、千歳君のクラス終わったらあたしのクラス来てくれない?」










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