本気だからねっ!
そんなわけないじゃん。


そう思ってたのに、あたしが瑞模君の方を見たら瑞模君と目が合った。


「杏乃ー。瑞模君が呼んでるよ」

「えっ!?」


やっぱり、間違いじゃなかったんだ………。




「何?瑞模君」


あたしは瑞模君の傍に行って用件を聞く。


「昼休み屋上来て。話したいことがあるんだ」

「………うん。わかった」


………話ってなんだろう?



「なんだった?」

「話あるから昼休み屋上来てって」

「マジで!?それって告白じゃないの!?」


キャーッとみんなが騒ぎ出す。


「絶対ないよ。ありえない」

「あり得るって!!だって真由と別れたんだよ?
今瑞模君彼女いないし、あり得るでしょ!!」










< 22 / 240 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop