本気だからねっ!
「ううん。あたしだって一応委員だもん。初めてだからって、任せっぱなしも嫌だ。それに、あたしの仕事なのに神村君にばかりやらせるのも悪いし」


「そんなの気にしなくてもいいのに。こういう仕事には慣れてるしね」


そう言ってニコッと笑う神村君。絶対モテるな、この人。


って、そんな話はどうでもいいんだけどね。


「慣れてるって………。でも、やっぱり神村君にだけやらせるのも悪いから、あたしも頑張って来るよ」


「そう?じゃあ、お願いします」


神村君はそう言うと、また片付けに取り掛かった。


あたしも片付けに取り掛かり、資料を整理したり分けたりした。


「よし。もう帰っていいよ。お疲れ様。明日この続きをする人は鍵の管理をしっかりすること。それでは解散!」










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