1秒のその先♡少しずつ変わって行く距離間
「はぁ――――…、んだよこの可愛さ…。いつもは全然甘えてこねぇーのに…。

本当、ずりぃーよ、お前は」


なんて呟きながらも、俺は愛おしくてしょうがなくて、愛夢の頭を撫でた。


こいつの髪柔らけーし良い匂いがする……って俺は変態かっ!!


まぁ、男だししょうがねぇーんだけど…。


そしてそのまま俺も寝入ってしまった。




それから俺が目を覚ましたのは夜中の3時だった。


俺が目を覚ました理由…ーそれは、愛夢の寝言だった。


いつもと同じように魘(うな)され始めたんだ。


「ィヤ…、ィヤ…」


凄く苦しそうな声。

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