1秒のその先♡少しずつ変わって行く距離間
*トキメク心
「ちょっと待てよ、愛夢っ!!」


「ヤダよーだ」


クスクスクス、涼雅が慌ててるの見るの面白ーいww


涼雅は、私を家に送り届けないと、おばさんに怒られるのよね~。


前に一度、私が1人で帰ったら、おばさんにこっ酷く怒られたんだって。


それから涼雅は私がどんなに遅くなってもちゃんと、

最後まで私を待って送ってくれるようになったんだよね。


「愛夢、待てって!!」


「もう、しつこいなー。着いて来ないでってば」


「だから、お前を送らないと俺が怒られるんだよっ!!」


「そんなこと知らないも~ん。涼雅なんか怒られちゃえww」


「言ったなっ!!」


そう言うと、涼雅はさっきよりダッシュして追い掛けて来た。

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