美少女戦隊☆U4ジャー


「じゃあ行くよ…
絶対来てよ!!!??」

あすみの問いに
みゆとゆきなは
ぶんぶんと頭をふって
頷いてみせる。

あすみが床から
手を離すと
かなりのスピードで
すべり降りていった。

「キャーーーーーーーーー…」

あすみの声は
かなり大きく、
結構長く聞こえていた。

声が聞こえなくなり
ゆきなとみゆは
見つめあった。

「どっちから行く?」

ゆきなが聞く。

「ゆきな先いいよ」

みゆがどうぞと
手を穴へ向ける。

「いやいやみゆ先いいよ」

ゆきなもどうぞと
手を向ける。

「一緒行こう?」

みゆが言った。

「い、いいよ」

ゆきなが床に手をつき
斜面に座る。
みゆが足で
ゆきなを挟みと肩を掴む。
少しぎゅうぎゅうだが
なんとか行けそうだ。

「行くよ??
肩離さないでよ?」

「わわかってる」

そしてみゆが体で
ゆきなを押した。

最初はわりと
ゆっくりだったが
すぐにスピードは
上がった。

「「キャァァァァーー!!」」

カーブを右へ左へと
曲がり、
心臓はふわふわした。

いつまでも
終わらない滑り台。

風で声はかれ、
無音の悲鳴をあげながら
二人は滑り続けた。

すると急に斜面は途絶え
放り出された。

「ーーー!!!!!」

ヒューン…
ボフッ

なにか
ふわふわした物に着地した。

みゆはゆきなの上に
着地し、ゆきなは
死ぬかと思った。

「み、ゆ…早く下りて」

「あっごめん!」

みゆも
ふわふわした物に
体を転がす。

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