チューリップの王子様
美女登場

「うわぁああ!なんなんだよ!この量はっ!」


自室の机で大量の書類に囲まれているグレイ様が発狂した


「…王がサボっていた分の書類で」

「知ってるよ、そんなこと!ってゆうか、体が弱いの知ってるけどサボり過ぎだろっ!!」


グレイ様の隣で書類の整頓をしているレインさんの顔もどこか疲れ気味

そんな二人に私が出来ることはお茶を入れることだけ…


「紅茶です」


二人分のカップを近くに置いて下がる


「ありがとうございます」

「ありがとう」


レインさんとグレイ様が私に向かってお礼を言うとカップに口を付けた

で、飲んだら二人は決まって言うんだ


「「美味しい…」」

「ありがとうございます」


普通に煎れただけなんだけどな…

本当に私には勿体ないお言葉だ…

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