チューリップの王子様

side:グレイ


カノンがリーノ様と部屋に入って約30分が過ぎた


ちゃんと話せてるかな?


そんなことを、頭の隅で考えながらパーティーに参加していると…


「グレイ様」


カノンが帰ってきた


「…話せた?ってゆうか、もういいの?」


せっかくの、姉妹の再会
もっと楽しんでてもよかったのに


「はい。ありがとうございました。とても、嬉しかったです!」


っと言いながら、最近見せるようになった最高の笑顔を俺に向けてくれた


「なら、よかった…」


カノンの笑顔に、心拍数が上昇する

平然を装うのが、いつも大変だ

そのうち、俺の気持ちがバレるんじゃないかと思うよ

< 92 / 214 >

この作品をシェア

pagetop