パラレルライン



「ごめーん!絢美ちゃん!遅くなってー!」


………!?



これは夢?

現実?


わかんねーけど、俺の元に走って来たのは…


「浴衣着るのに時間かかって……………ってあれ?」


ピンクの浴衣姿。

長い茶髪をアップにしている。


俺の好きな子。


百合ちゃんだった。



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