甘いcaramel


「ねぇ、君1人?」


「...」


あたしじゃないと思い、声を無視した


「ねえ、君」


「へっ?」


肩に手を置かれ、気付く


あたしに声を掛けられてるのだと


「1人?一緒に遊ばない?」


「や、友達待ってるので」


「連れないなぁ♪一緒に行こうよ★」


男に無理矢理腕を捕まれる


「ちょっ、なんですか?」


「ね、いいとこ知ってるんだぁ。一緒に来てくれない?」


「遠慮しときます。あたし、彼が居ますから」


「アンタ、俺の女になんか用でもあんの?」


「あ...?」


男の後ろには見たことのない綺麗な男の子が立ってる


「んだよ...彼氏居んのかよ...」


男はそう呟いて去って行った


だから彼氏居るって言ったじゃん!!












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