初恋の相手は俺様ヤンキー彼氏
えっ…マジですか…



この問題解けないよ…



あたしは、半泣きになっていた。



「どうした佐々木?早く前に出てこい。もしかして、この問題が解けないわけないよな?」



あたしは椅子から立ち、教卓の前に行こうとしたら…


「答えはこれ」



瞬はあたしに、小声で答えを教えてくれた。



「ありがとう」



そう言って前に出た。



瞬から答えを教えてくれたことを、黒板に書いた。



「正解だ」



あたしはホッとし、自分の席に戻った。
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