心詩 ー モウイチド、モドレルノナラ ー
俺は永遠のいない何時間よりも、こうやってくだらいことでも永遠といれる一分一秒がとてつもなく大事だった。
「……俺も一番落ち着くよ」
「へ?」
「永遠の隣が、一番好きだ」
そうやって驚いた顔も、照れたような顔も全部大事。
「ズルイ」
ふぃっとそっぽを向く永遠。
「うれしんだろ?」
「ちがっ……くわないけど…」
どんなに小さくても嘘はつけないことは知ってる。
「……ねぇ」
「なに」
怒ったふりをしてトゲトゲしくそう言う永遠に
「抱きしめてい?」
そう言ったら
「…へ?」
やっぱり顔を真っ赤にした。
――…本当に可愛いよなぁ。
こんな態度をとるのは家族同然の俺にだけだと、そう知ってるから余計に。
「冗談だって」
本当だけど。
「―――…別に、いいけど」
「え?」
意外な言葉に思わず永遠を見つめてしまう。