~四季恋~
「ま、どーでもいーや
いこーぜ?みちる」
刹那が、ニヤニヤしながら
やけに私の名前を強調する
「魅散、そいつ誰なんだよ?!
学校休んでる間……
そいつと居たのか?!」
………っ!!
違うよ……
そんなの違うもんっ!!
「先輩酷いよっ!!
私が二股なんて
する訳ないっ………!!
休んだのは…永の事でっ…」
ハッと我にかえると…
予想してましたって
顔の刹那が居て
「永……?あいつの事か?」
「しつこい男はモテないよ?
何回違うって
言ったら分かるの?
学習能力持とうか(笑)
魅散、行くぞ…じゃーね先輩」
余裕で挨拶をした刹那を
思いっきり睨む先輩
なんでこんなに
仲悪いの……?
「先輩、