~四季恋~
そして私達は、
綺麗な桜の咲く公園へ…
珍しく、永の家族、
私の家族そろってでかけた
「いっぱい花びらがある!!
ねえ永っ!!どっちがいっぱい
花びら掴めるか競争ねっ?」
「おうっ!やるかっ!」
私たち2人は、
子供みたいに桜の中を
駆け回って遊んだ
「なぁ永……
今日言うつもりなんだが」
「親父……今日は…
2人で楽しく遊んでいたい」
「…………そうだな」
永のパパと永の
深刻な会話にも、
私は全然気づいてなかった